こんばんは。
シルバーウィークは有意義に過ごせましたでしょうか。
皆様にとって良い時間になったのであれば何よりです。
今回も引き続き、D・カーネギーの書籍『人を動かす』より、
「人に好かれる六原則」をご紹介します。
全部を一度に実践するのではなく、
1つずつ自分の血肉にしていく形で、
明日からの仕事に活かしていただけたら嬉しいです。
人に好かれる六原則とは
- ① 誠実な関心を寄せる
- ② 笑顔で接する
- ③ 名前を覚える
- ④ 聞き手にまわる
- ⑤ 関心のありかを見抜く
- ⑥ 心からほめる
① 誠実な関心を寄せる
理由・背景
人は、
自分に関心を持ってくれる人に関心を持ちます。
自分を好きになってもらおうと努力するよりも、
まずこちらから相手に興味を持つほうが、
ずっと早く良い関係を築けます。
実践のポイント
相手の背景や「業務以外の状況・好み」に関心を持ち、
業務連絡+αの会話を意識します。
- 週末明けの朝礼や1on1で、
「週末はいかがでしたか?」
「最近ハマっている趣味があるとお聞きしました」
と尋ねる。 - 相手が以前「子どもの体調が悪い」と言っていたら、
翌日「お子さんの体調はその後いかがですか?」
と一言添える。
② 笑顔で接する
理由・背景
笑顔は、
言葉よりも先に「あなたに会えて嬉しい」というメッセージを伝えます。
明るく話しかけやすい雰囲気があることで、
相談や報告の心理的ハードルが下がり、
心理的安全性も高まります。
実践のポイント
意識して「話しかけやすい表情」をつくること。
特に、相手が言いにくいことを伝えてくれる場面ほど大切です。
- オンライン会議(Zoom/Teams)で画面がオンになった瞬間、
意図的に1秒口角を上げて挨拶する。 - トラブル報告を受けた際は、険しい顔で聞くのではなく、
まずは落ち着いた柔らかい表情で
「話してくれてありがとう」と受け止める。
③ 名前を覚える
理由・背景
人にとって自分の名前は、
最も心地よく、大切な響きを持つ言葉です。
名前を呼ぶことで、
「その他大勢」ではなく
「あなたという個人」として尊重している姿勢が伝わります。
実践のポイント
挨拶や依頼の場面で、
必ず相手の名前をセットで伝えることを習慣にします。
- メールやSlackなどのテキストコミュニケーションで、
冒頭の「〇〇さん、お疲れ様です」だけでなく、
文中にも「〜について〇〇さんのご意見を伺いたいです」
と名前を入れる。 - 新人や他部署のメンバーと接するときは、
「〇〇さん、おはようございます」と
挨拶に必ず名前を添える。
④ 聞き手にまわる
理由・背景
人は、
自分の話を最後まで聞いてくれる人に好意を持ちます。
話し上手よりも
聞き上手のほうが信頼されるのは、
相手の「分かってほしい」という気持ちを満たすからです。
実践のポイント
自分の考えや解決策をすぐに提案したくなってもグッとこらえ、
相手の意図や懸念を最後まで聴き切ります。
- 後輩から相談を受けた際、途中で口を挟まず、
「なるほど、それでどうなったの?」「どう感じた?」
と深掘りの質問(オープンクエスチョン)を投げかける。 - 打ち合わせで相手の話が終わったら、2秒ほど間を置いてから
「つまり〇〇ということですね」
と要約・復唱(バックトラック)する。
⑤ 関心のありかを見抜く
理由・背景
人は、
自分の関心事が話題になると自然と心を開きます。
相手が大切にしていることに合わせて話すことで、
「この人は自分を分かってくれている」
と感じてもらえます。
実践のポイント
相手が「今いちばん成果を出したいこと」「こだわっているポイント」を理解し、
その軸に合わせてアプローチします。
- 業務を依頼する際、「これお願い」ではなく、
「〇〇さんはデザイン(またはデータ分析)が得意でこだわりをお持ちなので、ぜひこの部分を担当してほしい」
と伝える。 - 他部署に協力をお願いするときは、自部署のメリットではなく、
「この企画が成功すると、御部署の〇〇という目標の達成にもつながります」
と相手目線のメリットを示す。
⑥ 心からほめる
理由・背景
前回の「人を動かす三原則」でご紹介した通り、
人には「自己重要感」を満たしたいという強い欲求があります。
心からの具体的な称賛は、
「自分は認められている」という実感につながり、
信頼関係を大きく深めます。
実践のポイント
当たり前と思われがちな「プロとしての仕事」や
「細やかな気配り」に光を当て、
具体的に感謝・承認を伝えます。
- 「さすがですね」だけで終わらせず、
「会議資料の〇ページ目のグラフが見やすくて、役員への説明がとてもスムーズにいきました」
と具体的な事実+感謝を伝える。 - チャットツールの「サンクスカード」や「褒め合いチャンネル」などで、
陰で支えてくれたメンバーの貢献を見える形で称える。
おわりに
以上、
人に好かれる六原則をご紹介しました。
6つを要約すると、
「人に興味を持つ」
ということではないかと私は理解しました。
日々のことを振り返ってみても、
「お客様」と呼ばれるより
「湯浅さん」と呼ばれるほうが嬉しいと感じます。
聖書にも、こんな言葉があります。
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、
あなたがたも人にしなさい。」
テクニック以上に、
まずは自分自身の考え方や行動の在り方こそが
大切なのかもしれませんね。
自分がしてほしいことこそ、
行動を通じて人にしていく。
私もそう心がけていきます。
そんな営みを一緒にしてくれる人が増えると嬉しいです。
1つでも、明日から取り入れられそうなものはありましたか?