そろそろ1年の終わりが近付いてきました。
今回はグレッグ・マキューンの書籍『エッセンシャル思考』より、
「より少なく、しかしより良く」という考え方をご紹介します。
今年の締めくくりと来年の準備に、
活かしていただけたら嬉しいです。
エッセンシャル思考の4つの技術
エッセンシャル思考とは、
「すべてをこなす」ための時間術ではなく、
本当に大事なことを見極め、そこに力を集中するための考え方です。
- ① 見極める(本当に大事なことを選ぶ)
- ② 捨てる(ノイズを削ぎ落とす)
- ③ 仕組み化する(障害を取り除く)
- ④ 習慣化する(無意識にできるようにする)
① 見極める。本当に大事なことを選ぶための余白をつくる
理由・背景
重要でない仕事を引き受けてしまうのは、
じっくり考える時間や余裕がないからです。
「どれも大事だ」と思い込むと、
エネルギーが分散し、
どの方向にも少しずつしか進めなくなります。
実践のポイント
毎日のスケジュールの中に、
誰にも邪魔されずに考える時間を確保すること。
そして選択肢を100点満点で評価し、
90点未満は「やらない」と決める「90点ルール」で判断します。
② 捨てる。ノイズを容赦なく削ぎ落とす
理由・背景
本当に大切なことに集中するには、
それ以外の依頼やプロジェクトを
手放す勇気が必要です。
「これまで時間やお金をかけてきたから」と
成果の出ないものに固執すると、
大事なことに使う力が残りません。
実践のポイント
曖昧な返事をせず、
きっぱりと、かつ礼儀正しく「ノー」と言うこと。
迷ったときは、
「もし今これを持っていなかったら、今から始めるか?」と自分に問いかけます。
③ 仕組み化する。障害を取り除き、スムーズに進める
理由・背景
気合や意志の力に頼ると、
忙しくなった途端に
行動が止まってしまいます。
実践のポイント
目的達成の最大の障害(ボトルネック)を特定し、
真っ先に取り除くこと。
時間や予算には1.5倍程度のゆとりを持たせ、
完璧な大成功ではなく「小さな勝利」を積み重ねて推進力を生みます。
④ 習慣化する。努力なしでできる状態をつくる
理由・背景
毎回「どうしようか」と迷っていると、
決断するだけで疲れてしまいます。
実践のポイント
大事な行動をルーティン化し、
迷う時間をなくすこと。
そして常に「今、一番大切なことは何か?」と問いかけ、
目の前の瞬間に集中します。
おわりに
以上、
エッセンシャル思考の4つの技術をご紹介しました。
単なる時間術ではなく、
人生の主導権を自分の手に取り戻す生き方そのものだと思います。
1年の終わりが近付くこの時期は、
今年を振り返り、
来年に向けて「何を選び、何を手放すか」を考える絶好のタイミングです。
「本当に大事なことは何か?」
この問いを持って年末を過ごすことで、
来年のスタートが大きく変わるはずです。
頭で分かっただけでは、
来年も今年と同じ1年を繰り返すだけです。
理解と実践は、まったくの別物です。
あなたは今日、
何を「やらない」と決めますか?
残りわずかな今年の時間を、
本当に大事な一つに注ぐ覚悟はありますか?
まずは今日、
手帳やカレンダーを開いて、
やめることを1つだけ書き出してください。
その小さな決断が、
来年を変える最初の一歩になります。
一人で踏み出すのが難しければ、
私が一緒に計画を練り、
最後まで伴走します。
絶対に今日は変えられる。
絶対に人生をより良いものにする。
その覚悟があるなら、
今日、今この瞬間から動き出しましょう。